今年は早い時期からインフルエンザが流行しています。
感染症対策として手洗いやうがい、マスクの着用といった対策が欠かせませんが、忘れがちなのが『スマートフォンの除菌』です。
私たちの手と一緒に常に行動するスマートフォン。実はトイレの便座よりも多くの細菌が付着しているという研究結果もあるほどです。食事中や外出先で頻繁に触れるため、スマートフォンはウィルスの温床になりやすいアイテムです。今月はスマホ(以後省略します)を清潔に保つための、正しい除菌方法をご紹介させて頂きます。
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【必要なものを準備する】
①アルコール除菌シート(60〜80%のエタノールを含むものが理想) ※漂白剤や強力な化学成分は、スマホの画面コーティングを傷める可能性があるため避けてください。
②柔らかい布(メガネ拭きなど)
③綿棒(細かい部分用)
【除菌の手順】
①電源をオフにする 感電や故障を防ぐため、必ず電源を切りましょう。
②アルコールシートで軽く拭く スマホ全体を拭きますが、充電ポートやスピーカー部分に液体が入らないよう注意してください。
③細かい部分を綿棒で除菌 ボタン周辺やカメラレンズの縁など、シートでは届きにくい場所を優しく掃除します。 ④乾いた布で仕上げ拭き アルコールが残らないように、最後に全体を乾いた布で拭き取ります。
【注意点】
①除菌頻度:外出後や帰宅時に行うのが理想。週に1~2回は最低限実施を。
②防水対応か確認:スマホの防水性能が低い場合、液体が内部に入らないよう特に注意しましょう。
③ケースも忘れずに:スマホ本体だけでなく、ケースにも細菌が付着しています。取り外して同様に除菌してください。
【忙しい方のための時短アイテム】
① UV除菌器:紫外線でスマホを短時間で除菌できる便利グッズ。
②アルコール除菌スプレー:手軽に使用可能。布にスプレーして拭くと良いでしょう。
日々の小さな心がけが、感染リスクの低減につながります。正しい除菌方法を実践して、清潔なスマートフォンで健康的な生活を送りましょう。