本日は『花粉症と安全運転』につきまして情報提供させて頂きます。
【1花粉症による運転への影響】
今年は例年に比べてスギ花粉の飛散量が多いと言われています。花粉症になると目のかゆみ、くしゃみ、だるさなどの症状が出て、自動車の運転に以下のような影響を与えます。
・目をこすったり、くしゃみなど
→周囲への注意が疎かになる
・くしゃみをした反動で
→ハンドル操作を誤ってしまう
・鼻をかんで
→わき見運転になる
・目や鼻が絶えず気になり
→運転に集中できない
・頭がぼーっとして
→的確な判断ができない
※時速60キロで走行中に、くしゃみをして0.5秒間まぶたを閉じたとすると、自動車はその間に約8メートル進みます。
【2薬の服用による運転への影響】
症状を抑える薬の服用は、以下のような副作用を起こす恐れがあります。
・眠気・倦怠感・集中力の低下・吐き気・腹痛・下痢etc
※薬の服用にあたっては、使用上の注意をよく読んで、眠気などの副作用の有無を確認しましょう。
【3運転にあたっての留意点】
これからの季節、花粉症の人はもちろん花粉症でない人も花粉症への対策が必要です(花粉症は誰しも発症する可能性があります)花粉症への対策をきちんと行い、安全運転を心がけましょう。
【花粉症への対策】
・乗車前に花粉を払い落とす
→花粉を車内に持ち込まない
・エアコンを内気循環にする
→花粉が入らない様にする
・車内をこまめに清掃する
→花粉をできるだけふき取る
※症状がつらいときは無理をせず運転を中断しましょう。